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目的 ネジメント工学と他の学問領域や企業とのコレボレーションの場の提供

生産工学部の特徴の一つとしてマネジメント工学科があります。マネジメント工学は、企業の“良い経営”を実現するための工学です。つまり、マネジメント工学は、他の学問領域(異分野融合)や企業(産学連携)と結びついて、その効果を最大限発揮するための学問体系です。そこで、生産工学部の特徴を強化する一つの方法として、マネジメント工学と他の学問領域や企業とのコレボレーションの場(サロン:学術研究の社交場)の機能を持つ「異分野融合イノベーションリサーチ・グループ」を学内に用意、生産工学部が主体として、その実践の効果を学内外に示すランドマーク的な組織を作ることを想定しています。

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ノベーション創出を加速

文部科学省は、研究力向上改革2019を掲げ、異分野融合や産学連携活動の活性化を通じたイノベーション効果を狙っています。この基本的考え方は、経営学にけるイノベーション概念の創始者シュンペーターの理論に起因しています。シュンペーターは、イノベーションとは “新結合で得られた新たな価値”であるとし、新結合の定義は経営・資源, 組織能力, 活動, 機能・サービス, 顧客, ニーズ等の各次元の構成要素の組合せの変化を通じて新たな価値を生み出すこと” としています。当該組織は、その組合せの変化を促進して、イノベーション創出を加速することを目指します。

イノベーションの類型
  • 新しい「商品」の開発(Product Innovation)
  • 新しい「生産方法」の発見(Process Innovation)
  • 新しい「販路」の開拓(Market Innovation)
  • 原料・半製品の新しい「供給源」の開拓(Material Innovation)
  • 新しい「組織」の実現(Institutional Innovation)

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識創造の新しいフレームワーク構築の足掛かり

日本では、野中・竹内のSECIモデル以後、主要なイノベーション理論の創出がなく、当該分野の理論研究が停滞しています。当該組織では、異分野融合・産学連携の促進をフィールドにして、新たなイノベーション理論の創出を目指します。

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組織 2020年4月時点での構成員

◆マネジメント工学科
教授 水上祐治 経営・人事研究における異分野融合・知識創造
教授 五十部誠一郎 フードビジネス研究における異分野融合・知識創造
教授 豊谷純 デジタルマーケティング研究における異分野融合・知識創造
教授 鈴木邦成 サプライチェーンマネジメント研究における異分野融合・知識創造
教授 村田康一 オペレーションズリサーチ研究における異分野融合・知識創造
特任教授 平田光子 アントレプレナーシップ研究における異分野融合・知識創造
助教 大前佑斗 人工知能研究における異分野融合・知識創造
教授 石橋基範 人間工学研究における異分野融合・知識創造
教授 吉田典正 情報学研究における異分野融合・知識創造
◆機械工学科
准教授 沖田浩平 機械工学研究における異分野融合・知識創造
◆電気電子工学科
准教授 工藤祐輔 電気電子工学研究における異分野融合・知識創造
◆土木工学科
教授 水口和彦 土木工学研究における異分野融合・知識創造
准教授 加納陽輔 土木工学研究における異分野融合・知識創造
◆建築工学科
教授 広田直之 建築工学研究における異分野融合・知識創造
教授 北野幸樹 建築工学研究における異分野融合・知識創造
助手 古田莉香子 建築工学研究における異分野融合・知識創造
◆応用分子化学科
教授 藤井孝宜 応用分子工学研究における異分野融合・知識創造
◆数理情報工学科
教授 古市昌一 数理情報工学研究における異分野融合・知識創造
准教授 新井雅之 数理情報工学研究における異分野融合・知識創造
◆環境安全工学科
教授 保坂成司 都市計画研究における異分野融合・知識創造
専任講師 永村景子 都市計画研究における異分野融合・知識創造
◆創生デザイン学科
准教授 内田康之 ロボット工学研究における異分野融合・知識創造
教授 中澤公伯 都市計画研究における異分野融合・知識創造
◆教養・基礎科学系
教授 菊池俊紀 スポーツ科学研究における異分野融合・知識創造

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研究 ーズとシーズの掘り起こし研究

マネジメント工学と他の学問領域や企業とのコレボレーションの場(サロン:学術研究の社交場)の機能を持つ場を学内に用意、生産工学部が主体として、ニーズとシーズ情報の集約を目指します。  
 
進行中のプロジェクト:

- サロン整備(32号館408室の整備)
 

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分野融合研究

マネジメント工学と他の学問領との共同研究促進があります。例えば、スポーツ科学とマネジメント工学(人工知能の応用、フードマネジメント)、応用分子化学とマネジメント工学(品質管理)などが挙げられます。  
 
進行中のプロジェクト:

- 学術文献DBを用いた共著分析によるIoT研究における異分野融合の国際比較(統計数理研究所、中央大学)
2011 年,ドイツ技術科学アカデミーとドイツ連邦教育科学省は,「あらゆる社会システムの 効率化」「新産業の創出」「知的生産性の向上」を目指した技術的フレームワーク Industry 4.0 を 発表した.Industry 4.0 は,サイバーフィジカルシステムというコンセプトのもと,IoT 技術, Big-Data 技術,人工知能技術を駆使して,現実世界(フィジカル空間)での現象を膨大な観測 データとして蓄積,サイバー空間の強力な計算資源と結びつけて意思決定に活用するものであ る.Industry 4.0 発表後,それら要素技術の研究が世界的に活発化している.本稿は,フィジ カル空間とサイバー空間の橋渡しをする IoT 技術の研究に着目,異分野融合による研究促進の 視点から,各国の研究促進の戦略を分析して考察するものである.分析では,一連の研究で導 出された分析手法と共に,主成分分析,階層型クラスター分析を行い,多角的に考察を展開し た.分析の結果,IoT 研究の異分野融合では,「工学とコンピューター科学の連携比率の高さ」 という技術優先的アプローチ,そして,「化学と臨床医学の連携比率の高さ」というアプリケー ション的アプローチにより,IoT 論文上位 10 か国を 3 つのグループに分類することができた.


- 研究組織の異分野融合度の測定指標開発の研究(統計数理研究所、中央大学)

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学連携研究

生産工学部の各学科と産業界の連携研究の促進があります。文部科学省は、研究力向上改革2019を掲げ、異分野融合や産学連携活動の活性化を通じた産業界と学術界の融合によるイノベーション効果を狙っていますが、実践的な手法等は示されていません。当該組織では、それら実践的手法を事例から導出して、ベストプラティクスとして広めることを推進します。  
 
進行中のプロジェクト:

- サイバーネティクスアプローチを用いたリモートワーキングにおける従業員のメンタルヘルスケアに関する一考察
2019年からの新型コロナウイルスの世界的な広がりを受け、感染防止への対応のため、 職場にテレワークや在宅勤務等の「リモートワーキング型の働き方」が急速に広まった。 このような社会的構造の変化が起こるなか、政府主導による「働き方改革」も進行しており、 リモートワーキング型の働き方における「社員のメンタルヘルスの維持」が、企業における 新たな人事課題となり、多くの人事労務担当者に対応が求められている。本稿は、 これら社会的にニーズに対応することを目指し、リモートワーキング型の働き方に おける社員のメンタルチェックの手法として、動画を用いた非接触型のストレス診断の 方法を検証して考察するものである。

キーワード:
 画像診断、ストレス診断、前庭動眼反射、心理的ディタッチメント


- MentalCheckerシステムを用いた精神状態のリアルタイム把握の研究(ELSYS JAPAN株式会社)
- トラックドライバーのメンタルチェックに関する研究
- 日本大学の産学連携の実態調査

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識創造の新しいフレームワーク構築

異分野融合・産学連携の促進をフィールドにして、新たなイノベーション理論の創出を目指します。

進行中のプロジェクト:

- 異分野間の共通理解の醸成に関する研究(明治大学、東京大学)

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場所 務局

異分野融合イノベーションリサーチ・グループ (略称:NU-Innovation)
  • 事務局: 水上祐治
  • 〒275-8575 千葉県習志野市泉町1-2-1
  • 日本大学 生産工学部 津田沼キャンパス(アクセス)マネジメント工学科
  • 30号館5階511号室(キャンパスマップ
  • Tel: 047-474-2602、Fax: 047-474-2619

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<コロナ禍のため、活動を一時自粛しました。>

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